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寒中暮山居 薔薇未散忍風霜 薔薇 未だ散ず 風霜を忍び 鵞影相交委冷浪 鵞影 相交えて 冷浪に委ねる 眼看天然何限興 眼看の天然 何ぞ興に限りあらんや 烹茶一楽暮閑房 烹茶一楽 閑房の暮 下平声陽韻 戊子蝋月残纔五 松知菴主人 |
| 薔薇の花は未だ散らず、風や霜に耐えるように忍び、 鵞鳥のつがいは、お互い身を寄せながら、 冷たい波に身を委ねて浮かんでいます。 目の当たりに見る、自然のありのままの姿に、 どうして興味が尽きることがあるのでしょうか。 年の暮れとはいえ、私は、文房でこんな景色を眺めながら、 のんびりと茶を淹れて楽しむ事くらいです。 戊子(平成二十年)蝋月(12月) 残纔五(残すところあと僅か5日) 松知菴主人 |